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自宅療養必須項目

綺麗ごとだけでは済まないのが自宅での看取りです

老人の6割以上は自宅で最期を迎えたいと希望、家族も同様に自宅で最期を迎えさせたいと思いつつも80%以上が病院で最期を迎えてる現実は今の家庭事情を考えると当然「そうなるよなぁ」と思えるし止む無しの感があります。

昭和前半は三世代同居が当り前でした

昭和の時代は三世代同居は普通で祖父母、両親、自分達姉弟姉妹が同じ屋根の下で暮らしてましたが、平成時代に入ると祖父母だけで生活する人が増え、平成元年は65才以上の独居老人160万人だったものが平成22年には500万人、令和4年の今は国内5番目に人口の多い埼玉県民に匹敵する700万人もいる世の中へと変化しました。

その現実からしても自宅で看取るのは難しく、老夫婦で生活なら片方は看取れても独居になれば不可能で長年別居してきた親子の同居は互いに難しいのが現実です。

それでも最期は自宅で迎えたい、迎えさせてあげたいと親子と考える人達もいて、何処かほんのりした感覚になりますが現実を直視せざるを得ません。

自宅看取り最大のメリット

最後の時を家族と好きなように過ごせる事が第一、続いて入院医療費負担が抑えられる点でしょうから、長年別居してきた者同士が『好きなように過ごせる感覚になれるだろうか』と考えると独りで過ごしたほうが気楽に気もします。

自宅看取り最大のデメリット

昼夜逆転生活、痰の吸引など24時間体制で面倒を看る事になり心身の負担は想像以上に大きく、看病する側のストレスは相当なものになるでしょう。また看護する人間は働けず収入減もあるので簡単に自宅看取りの良し悪しを論ずる事はできません。

自宅療養(看取り)の必須項目

死亡診断してくれる医師の確保

死亡診断書は医師又は歯科医師以外は記入できませんが、極論で言うと逝去から丸1日経過した孤独死の死体でも死亡診断書を書いてくれる医師を事前に依頼してあり、死亡診断して貰えれば警察の介入はないのです。

自宅で療養や介護をするなら『死亡診断してくれる医師を探して依頼しておく』ことは絶対条件、その点に関する情報は訪問看護師が持ってるでしょう。前橋にも在宅看取り専門の医師がおり「痛みを取ったり」「最後をどう迎えるか」を基本とする活動をされ依頼数は増え続けてるようですが全ての地域にいるとは思えません。

死亡診断してくれる医師が決まってないと

①容態が急変したり心肺停止なら119番に電話するしかありません
②救急隊員は来ますが死亡が明白なら救急車に乗せてくれずに帰ります
③救急隊員から管轄の警察署に連絡が行き捜査一課の警察官が来ます
④まず殺人を疑われ保険金額、預貯金、家族関係など4時間ほど調査します
⑤状況によっては近所への聞き込みもあります
⑥警察が依頼した医師(個人医が多い)が来て死体検案します
⑦死体に不可思議な点があれば警察署、科捜研、大学病院等に搬送します
⑧そこで医師が不振に思えば司法解剖もあり得ます
⑨事件性無しと判断すれば全裸で納体袋に入った死体を引き渡されます
⑩死体検案費用は依頼先毎に異なり2022年現在、群馬県は大学病院15,000円、日赤病院25,000円、一般医師35,000~60,000円以上と違いますが指定できません
※死体検案書は死亡診断書は同じ書類ですが事前診断してた故人と死亡後に初めて診断する故人との違いが料金格差となるようです。
※逝去後突然依頼は当然受けず、総合病院が主治医の場合も自宅での死亡診断して貰えない確率が高いので、もしもの時に備えた事前対応が大事です

家族目線の訪問看護師探しが最善

経験則で言うと家族目線の訪問看護師さんに出逢えたら、自宅看取りは成功したようなもので、どんな職業でも能力や性格や姿勢に個人差はありますから納得できる看護師さんに出逢うなら利用者から紹介して貰うと良いかもしれません

この辺りの感覚は葬儀社も同様で、見栄と世間体が優先か、流れ作業の葬式が良いか、我が家目線で温かい葬式が良いかは各々の家族の価値観で違いますから、利用者した家族から本音を聞き、我が家の価値観に近い葬儀社があれば紹介して貰えば当たりでなくても外れは無く最善の選択方法と言えるでしょう。