生前しておくべきこと

遺言書を書く

遺言書は財産がたくさんある人が書くもの――、だと思ってる人が多いけど実はこれが対象者自身にとって一番大事なことのような気がしています。

一例を挙げると「銀行カードの暗証番号」って夫婦間でも生前は教えず、死後は残った家族に分るのがベストと考える人が多い――、これを実現させられるのが遺言書です。

詳細は「遺言書は相続だけじゃない」に書いてありますから確認してください。

逢いたい人・行きたい場所がある

よく死んでから逢いたいっていう人がいるけど変だろ!? 逢うなら生きてる時、お茶でも飲みながらって考えるのが普通じゃねぇ。対象者に逢いたい人がいるなら元気なうちに逢わせてあげなよ。 

行きたい場所があるなら連れて行こうよ。入院中なら例え途中で死んでも後悔は残らないけど、連れて行けなかった後悔はずっと残るよ。

墓閉じ

最近は墓守不在で墓閉じする人が増えてるだけじゃなく、子供に大変な思いをさせたくないなら退職後でなく「現役」の時だよ。

「賢い墓閉じの仕方」は別項に詳しく書いてあるから確認してください。

看取りは「自宅」「病院」「施設」

最後を何処で迎えるかは家族全体の生活に大きな影響がでる為、事前に家族で話し合っておくことが大事、その基準となるのは以下の問題でしょう。

》その時点での家族の財布事情
》程度にもよりますが認知症が入った場合
》個々の家庭事情を踏まえて話しましょう

》自宅看取りの注意点
死亡診断書が無ければ火葬はできず、死亡診断書は『医師』か『歯科医師』以外書けません。『自宅で死亡診断してくれる医師の確保』は絶対条件です。

担当医に確認し自宅に来て貰えないなら、看取りしてくれる医師の事前診断を受ける必要があります。

時々「その時は救急車を呼べばいい」という医師もいるようですが、明らかに逝去していれば救急車は乗せてくれません。

救急隊員から連絡を受けた所轄の警察が介入します(捜査一課)死体は全裸にされ、家族による殺人を疑うことから始まり最低でも4時間は調べます。

また「死亡診断書」は「死体検案書」と名前が変り警察が依頼した医師が死亡診断しますが、7.000円ほどで済む診断書が過去の経験では30.000円~70.000円ほどまで高くなります。

※ 都内は警視庁の医師が検視するので無料ですが、23区全体を周るので時間が掛かります

おひとり様等は死亡届人の依頼をしておく

死亡診断書の左半分は「死亡届」で火葬許可申請書で下部には届出人情報の記入欄があります。

死亡届出人に成れるのは以下の人だけです。
親族,同居者,家主,地主,家屋管理人,土地管理人等,後見人,保佐人,補助人,任意後見人,任意後見受任者

「親族とは」血族6親等以内、姻族3親等以内
「同居者とは」居住地住所を同じくする者(他人可)
「家屋管理人とは」病院長、施設長も含まれます

葬式内容を決める

余裕のある家庭なら問題ありませんが、逝去前は入院、入所、療養等で収入以上の費用が掛るのも普通ですから、財布事情が厳しくなってる事も考える必要があります。

また故人も含め家族は事情が分かってますが、口は出すけど金は出さない親戚もいます(経験上一番面倒なのは故人の兄弟姉妹)

この点も遺言書に記載する項目の1つですが、家族間で事前に決めたルールを共有する必要があります。

例え火葬だけの葬式になったとしても、残る家族の生活に支障の出ない範囲の葬式をする。が大前提です。

大切な物は全てまとめる

通帳・銀行カード・印鑑・有価証券(株券など)・生命保険証・健康保険証・不動産権利証など死後に必要な大切なものは全てまとめておくこと。

生命保険に入ってるか、入ってないかさえ分らない家族が殆どです。生命保険については「被保険者」「支払者」「受取人」が誰かで扱いが違ってきますので要注意。

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